世代を超え、男女問わず熱い支持を得ている「コーチ(coach)」
バッグを中心に、時計やウェアなど、幅広いファッションアイテムを揃えるアメリカのブランド「コーチ(coach)」。
特徴的なデザインのバッグや財布は、誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか?
そんなコーチですが、どんなブランドなのでしょう。
ここではコーチの特徴や歴史を紹介していきます。
コーチとは
ブランド名の「コーチ」は、ハンガリーの町「Kocs(コチ)」が由来となっています。
アクセシブル・ラグジュアリー=手の届くぜいたく品をブランドコンセプトに掲げ、年代や性別を超えて世界中で幅広い支持を集めています。
クラシカルなものづくりを大切にしており、バッグを1つ作るのに今でも100を超えるパーツ(部材)を使い、仕上げは手作業にこだわり続けています。
それは、アウトレット品であっても同じです。
この手作業へのこだわりは創業以来かわりありません。
コーチの歴史
もともとコーチは、1941年にアメリカのニューヨークで家族経営の皮革小物工房としてスタートしました。
マイルズ・カーンとリリアン・カーン夫妻と6人の職人によってブランドが設立され、創業当時はゲイルという社名で紳士向けの革製品の下請生産する工房としていました。腕利きの職人たちの革製品に対するこだわりと卓越した技術が多く人々から評価を得ていました。
そんなある時、野球を観戦していたマイルズ・カーンは、野球のグラブのように丈夫でしなやかな美しいレザーが作れないかと考えました。
そうしてオリジナルのレザー素材の開発に着手し、1958年に「グラブタンレザー」が完成。
1960年代には、グラブタンレザーと職人技を駆使して作り上げた12個のバッグを「コーチ」のブランド名を冠して発表すると、耐久性の高さと丁寧な手仕事による品質の良さからコーチのバッグが大人気となります。
1962年には、映画『王様と私』などの衣装を手掛けたボニー・カシンがデザイナーとして入社。
バッグのみならず、女性向けアクセサリーも多数展開したボニー・カシンの活躍によって1970年代に順調に売り上げを伸ばしたコーチは、アメリカ全土への販路拡大を計画。
1979年に新規事業開発担当副社長として入社したルー・フランクフォートは、カタログの制作や直営店の出店などで知名度アップと販売経路の多角化を行うと、コーチ(COACH)の名は全米に広く知れ渡るようになりました。
創業者のカーン夫妻引退後はルー・フランクフォートが会長となり、商品デザインやブランドイメージの統一を行って、コーチ(COACH)を世界のトップブランドへと発展させていきます。
コーチの人気アイテム
コーチの人気商品をいくつかご紹介します。
マーケット トート
外側と内側のカラーのコントラストが目を引くこのレディースバッグは、柔らかい質感のレザーが使われているのが特徴です。コーチのシンボルであるターンロックでバッグの口を閉じる仕様なので、周りから中身が見えにくいというのも人気のポイントです。
出典 :https://wear.jp/
ミニ シエラ サッチェルハンドバッグ
コーチのレディースバッグの中でも、ブランド名の頭文字をあしらったシグネチャー柄は常に人気のデザインです。
こちらのシリーズは、人気の柄と上品な半円型の外見で多くの人から愛されています。
出典 :https://reclo.jp/
ドローストリングキャリーオール シグネチャートートバッグ
こちらのレディースバッグは、ひと目でコーチとわかるシグネチャーパターンと優れた収納力が特徴です。
内側にはファスナー付きのポケットやペンポケットがあり、その使いやすさで、学生や社会人など幅広い層から支持されています。
出典 :https://www.amazon.co.jp/
コーチを購入できるおすすめのお店
出典 :https://www.fashion-headline.com/
店舗名 | コーチ表参道 |
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住所 | 東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道 |
電話番号 | 03-5468-7121 |
営業時間 | 11:00 – 20:00 |
まとめ
いかがでしたか?ここではコーチについてご紹介してきました。
是非ショップへ行ってコーチの伝統的な技法に触れてみてはいかがでしょうか?